ロンバルディア州のワインを飲む!ミラノ周辺はフランチャコルタ、ガルダなど格付けワインの宝庫

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ヴィーノハヤシイタリアワイン通信講座テキスト

世界のファッションの中心地ミラノが州都のロンバルディア州。ワインの生産量は、イタリア全土のなかで多い方ではないですが、DOCG、DOCに認定されているワインが多くあります。量より質、高品質のワイン産地として有名ですね。

ミラノ風カツレツやリゾットなど、高いレベルの食文化とともに発展してきたロンバルディアのワイン。フランチャコルタモスカート・ディ・スカンツォといった5つのDOCGや、ガルダなどのDOCが21あります。ミラノを囲むように、車で1時間程度の場所にいくつもワイン産地があり、旅行にも適しています。

ヴィーノハヤシのイタリアワイン通信講座第6回は、そんなロンバルディア州のワインがテーマ。

届いた2本の試飲ワインは、スプマンテとデザートワインという変化球です。さっそく内容をレポートします。


自宅で学べるイタリアワイン通信講座です

 

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ロンバルディア州のワインをテイスティング

ヴィーノハヤシのイタリアワイン通信講座テキスト

第6回イタリアワイン通信講座で送られてきたワインは、スプマンテと甘口ワインです。

赤白のスティルワインじゃないパターンで攻めてきていますね。

ロンバルディア州はなんといってもDOCGフランチャコルタが超有名なワイン銘柄ですが、試飲するスプマンテはフランチャコルタじゃなかったですね。

自信の表れなのか、さて。

ガルダ・シャルドネ・スプマンテ “ブリオ”

ペルラ・デル・ガルダのガルダ・シャルドネ・スプマンテ “ブリオ”

まずはスプマンテ(スパークリングワイン)からです。

シャルドネ100%の「ガルダ・シャルドネ・スプマンテ “ブリオ”/Garda DOC Chardonnay Spumante “BRIO” NV」。造り手はペルラ・デル・ガルダです。

いつもどおり講座についてくる4種類のワイングラスで比較します。

  1. ヴィーニャ・ワイン(型番:110485)
  2. ヴィーニャ・ボージョレ(型番:116506)
  3. ヴィーニャ・ブルゴーニュ(型番:110499)
  4. ヴィーニャ・ウォーター/ワイン(型番:110459)

色は少し緑がかったイエローで淡い感じです。香りはレモンですね。なんか他にもあるのですが、言葉で表現できるのがこれしかなく……。ツンとくる感じではなく、上品にふわっと香ります。

ペルラ・デル・ガルダのガルダ・シャルドネ・スプマンテ “ブリオ”

おお、味わいはまず蜂蜜がきます。後から酸味がくるのですが、さきに甘味があるので、尖った感じがありません。

炭酸もビリビリしているわけではなく、しっとり絡んでくるので心地良いです。

なんとなくイタリアワインっぽくない?ような感じがしますね。ハツラツとした楽しさより、しっとり上品に飲むタイプです。

ワイングラスは一番左の「小さめのチューリップ型」が合います。大きめのボルドータイプもいいのですが、香りと果実味がぎゅっと小さくまとまった方が美味しく感じました。ボージョレやブルゴーニュタイプは、香りも味もぼやけてしまったのでナシです。

生産者のペルラ・デル・ガルダは、2003年開業という新しめのワイナリーで、施設のデザイン性が高くおしゃれ。ヴィーノハヤシのYoutubeチャンネルに動画があります。

綺麗なワイナリーですねー。ガルダ湖周辺はミラノから日帰りできる距離です。イタリア旅行される方は、ミラノ観光のプランに加えてみてはどうでしょうか。

ミラノ・ガルダ湖周辺のツアー

アルト・ミンチオ・パッシート・ビアンコ “レ・チーメ”

リッキの甘口ワインレ・チーメをテイスティング

2本目のワインは甘口デザートワインです。「リッキ/RICCI」「アルト・ミンチオ・パッシート・ビアンコ “レ・チーメ”/Alto Mincio IGT Passito Bianco “Le Cime”」。名前が長いですが、リッキのレチーメと覚えておけば大丈夫です。

使用ぶどうは、ソアヴェの元になる「ガルガーネガ」と「モスカート・ジャッロ」が半分ずつです。マスカット(モスカート)独特の甘い香りっていいですよね。

講座についてくる4種類のワイングラスで比較します。

  1. ヴィーニャ・ワイン(型番:110485)
  2. ヴィーニャ・ボージョレ(型番:116506)
  3. ヴィーニャ・ブルゴーニュ(型番:110499)
  4. ヴィーニャ・ウォーター/ワイン(型番:110459)

さて、香りを取ります。おおお!レモン、アプリコット、紅茶、蜂蜜、南国のフルーツなどたくさんの香りがします!これすごいな。

味わいは当然甘いのですが、すっきりした酸味が加わっているので、くどく感じません。とろみがあるのに、サラサラと舌を流れていきます。そして感じる幸せな甘味。高レベルでまとまっているワイン。旨いですこれ。

林ソムリエの取った香りは、「杏、きんかん、オレンジピール、紅茶」。おお、だいぶ近くなってきた。オレンジピールがわからなかったけど、他はだいたいOKでしょう。蜂蜜は普通香りには入れないか。

リッキの甘口ワインレ・チーメ

抜栓後も1ヶ月は冷蔵庫保存でき、カカオの強いチョコレート以外であれば、デザート全般に合うとのことで、これ1本でかなり活躍しそうなワインです。

あ、合うグラスは一番左、「小ぶりのチューリップ型」です。香りが一番凝縮されます。小さめのグラスで少しずつ飲むのが美味しいですね。2番目のボジョレー型も、より甘味が強調されて、これもなかなか良いのですが、よりワインとしての美味しさを感じられるのは1番でした。

フランチャコルタについて

ベッラヴィスタのフランチャコルタ

イタリアを代表するスプマンテ(スパークリングワイン)がフランチャコルタで、ロンバルディア州ブレーシアのイゼオ湖周辺で造られます。格付けはもちろん最上位のDOCG

フランチャコルタは、シャンパーニュと同じく瓶内2次発酵で造られる非常に高品質なスパークリングワイン。熟成期間はシャンパンよりも長い18ヶ月〜60ヶ月以上と規定されています(シャンパンは15ヶ月以上)。

フランスのシャンパーニュ、スペインのカヴァ、そしてイタリアのフランチャコルタを合わせて世界3大メトド・クラッシコとも呼ばれます。メトド・クラッシコは瓶内2次発酵のことです。タンクでまとめて発酵させるより手間がかかるんですが、泡のきめ細かさなど、品質が変わってきます。

フランチャコルタの有名生産者

シャンパーニュと並んで世界に愛好家がいるフランチャコルタ。原産地と製造方法が厳しく規定されたこのワインは、120軒のワイナリーが生産しています。

日本でも買える、有名な生産者をご紹介します。すべて神の雫にも登場した生産者です。

ベラヴィスタ

フランチャコルタを知るなら絶対に飲まなければならないのがベッラヴィスタです。

クリーミーで花の香りが特徴的なスタンダード・キュヴェ、「アルマ・グラン・キュヴェ・ブリュット」はボトルのデザインと共に超有名。神の雫にも登場しています。

他にもラインナップはありますが、まずはこれから。泡好きなら後悔はしません。

神の雫第25巻ワインリスト

カ・デル・ボスコ

カ・デル・ボスコもフランチャコルタの最高峰としてベラヴィスタに並ぶ人気の生産者です。

スタンダードのフランチャコルタ・キュヴェ・プレステージは、神の雫にも登場し、主人公に「頭一つ抜けている」と評されたワインです。

神の雫第25巻ワインリスト

コンタディ・カスタルディ

瓶内2次発酵40ヶ月という超長期熟成の「ゼロ」が有名な、コンタディ・カスタルディ。これで約5000円という値付けは驚異的です。

神の雫では「ピッツォケリ(蕎麦のパスタ)」に合わせていました。シャープな酸も心地良い、上質のワインです。

マリアージュ〜神の雫最終章〜 第12巻ワインリスト

イタリアワイン講座第6回のカリキュラム

イタリアロンバルディア州

ヴィーノハヤシイタリアワイン通信講座第6回、ロンバルディア州のカリキュラムです。

発泡性ワインのスプマンテと、甘口ワインについての説明に大きくページを割いています。

  • スプマンテ
  • メトド・クラッシコの製造工程
  • メトド・シャルマ(マルティノッティ)の製法
  • 酒精強化ワイン
  • グラッパ
  • ヴィーノ・ドルチェ(デザートワイン)
  • ロンバルディア州について(エリア説明)
  • ロンバルディア州について(ぶどう栽培)
  • ロンバルディア州について(代表銘柄)
  • 食前酒と食後酒(コラム)
  • テイスティングのヒント(スプマンテ編/甘口ワイン編)

このほか、今月のワイン生産者「PERLA DEL GARDA(ペルラ・デル・ガルダ)」「RICCHI(リッキ)」の説明があります。

この講座はイタリアワイン講座ですが、スパークリングワインや甘口ワインの説明には、フランスのシャンパーニュなども合わせて解説されます。

その地域のことを知るには、よそとの比較が必要です。というか、他との比較によってしか、そのものの特長を知ることはできませんよね。

ここまでで約半分を受講しましたが、イタリアワインを題材としながらも、ワイン全体をきっちりと学べるいい講座です。ワインもおいしいです。

 

イタリアワイン通信講座のお申し込みはこちら。

Vino Hayashiイタリアワイン通信講座
自宅で学べるイタリアワイン通信講座です

 

ワイン講座全体の内容、同梱のワイングラスの説明などはこちらの記事を。

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