ドンペリはむしろ安い?高級シャンパンの銘柄を神の雫から紹介

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ドン・ペリニヨン/Dom Perignon

高級シャンパンとして世の中にもっとも認知されているのは、ドン・ペリニヨンであることは間違いないでしょう。

日本ではホストクラブでのシャンパンタワーが有名になりすぎて、「ドンペリ」「ピンドン」など、なんとなく軽く扱われているような雰囲気ですが、ドン・ペリニヨンは本当に実力のある美味しいシャンパーニュです。

そんな高級ワインのドン・ペリニョンは現在の市価で1万6000円ほどです。これは高級シャンパーニュ市場の中では安い方です。それだけドンペリ(白)のコスパがいいという意味にもなるのですが、ドンペリもさらに上のクラスになると、もう一段レベルの違う味わいになります。

記念日の贈り物や何かを達成したときの自分用に、思い切って高級シャンパンを選ぶ機会ってありますよね。高いワインに挑戦するとき、シャンパーニュはとても適しています。

というのも一般的にシャンパーニュは、生産者がブレンドや補糖を当たり前におこなって目指す味わいに調整するワインなので、ハズレが極めて少ないのです。

それでは、価格がドン・ペリニヨンを超える高級シャンパンにはどんな銘柄があるのか。神の雫に登場したシャンパーニュから超高級シャンパンをご紹介します。5,000円程度で高級シャンパーニュの片鱗が味わえるシャンパンも合わせて紹介していますので、そちらもどうぞ。

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ドン・ペリニヨン/Dom Perignon

まずは基準としたドン・ペリニョンから。普通シャンパーニュはさまざまな年のワインをブレンドして造られますが、ドンペリは葡萄の出来が良い年のみ、その葡萄を使って造られるシャンパーニュですので、すべてミレジメ(単一年のワイン)です。

ドン・ペリニヨン・ミレジメ

いわゆるドンペリの白です。ナッツやバターの風味があり、爽やかなコクを感じるシャンパーニュです。

ドン・ペリニヨン、またはドン・ペリニヨン・ミレジメと表記されます。ミレジメは同じ年のワイン(葡萄)から造られたという意味です。

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Dom Pérignon(ドン ペリニヨン)

ドン・ペリニヨン・ロゼ

高級シャンパンといえば一度は味わっておくべきなのがドンペリロゼ。ドンペリピンク、ピンドンと軽々しく呼んではいけない「芯」の通ったシャンパーニュです。

美しいピンク色は、シャルドネのシャンパン原酒にピノ・ノワールの赤ワインをブレンドして造られます。イチゴとイーストが混ざったような、華やかな香りがたまらないワイン。

通常のドンペリ熟成期間の8年よりも長い、10年熟成でリリースされます。ロゼは軽いワインとのイメージをお持ちの方もいるのですが、ドンペリロゼは力強く深いコクがあります。なのにエレガント。まさに完璧なバランスです。

余談ですが、ドンペリニヨンの醸造責任者が、ドンペリロゼを飲むならこのグラスがベスト!と言ったのは、リーデルのこちらのワイングラスです。
リーデル・ヴェリタス・ニューワールド・ピノ・ノワール/ネッビオーロ/ロゼ・シャンパーニュ

ドン・ペリニヨン・エノテーク

通称ドンペリ黒です。通常のドン・ペリニヨンとは別にエノテークセラーで長期熟成されたもので、熟成期間は15年以上です。ちなみにドンペリ白は7〜8年。黒になると価格は跳ね上がります。

ドン・ペリニヨン・エノテーク・プラチナ

ドンペリのプラチナ。ドン・ペリニヨン・エノテークの中で、1976年以前に造られたワインをこう呼びます。グレートでウルトラスペシャルかつ大変に稀少なシャンパーニュであります。価格は恐ろしいことになっています。

ドン・ペリニヨン P2

ドンペリP2は、エノテークの後継にあたるシャンパンです。2014年に初登場。

1998年ヴィンテージから、熟成段階をあらわす「プレニチュード(ピーク)」のPを名前に付けてリリースしています。

P2は2段階目の熟成という意味で、15年程度。ドンペリP3もあり、こちらは熟成30〜40年目に該当します。途方もないですね。

シックで引き締まったデザイン。ボトルと黒の箱がカッコイイですよね。

ドンペリのシリーズ価格順

他にもドン・ペリニヨン・レゼルヴ・ド・ラベイというドンペリ・ゴールドが存在します。

価格順に並べると以下のようになります。

ドンペリの種類価格
ドン・ペリニヨン(ドンペリ白)1万6000円〜
ドン・ペリニヨン・ロゼ(ドンペリピンク)3万円〜
ドン・ペリニヨン・エノテーク(ドンペリ黒)4万5000円〜
ドン・ペリニヨン・P2(新・ドンペリ黒)4万5000円〜
ドン・ペリニヨン・レゼルヴ・ド・ラベイ(ドンペリゴールド)10万円〜
ドン・ペリニヨン・エノテーク・プラチナ(ドンペリプラチナ)40万円〜
ドン・ペリニヨン・P340万円〜

こうして見ると、やっぱりドンペリ白のコスパはすごくいいですよね。

 

なお、ドンペリはふるさと納税でもらうこともできます。

ふるさと納税「ふるなび」ドンペリ

クリュッグ/Krug

私のイメージでは、ドン・ペリニヨンの次に日本で有名なのはこのクリュッグかな?と思っています。

クリュッグはシャンパンの帝王と呼ばれ、シャンパン愛好家の間ではドンペリよりも好まれている印象です。ラインナップはドンペリと似ており、価格は少し高め。

クリュッグ・グランド・キュヴェ

スタンダードキュヴェでありながら、複雑でシルキーなシャンパンです。

ワインはよく男性的・女性的などと喩えられますが、クリュッグはほんと分かりませんね。複雑でどちらの要素もあります。

クリュッグ・ロゼ

クリュッグのロゼは、ピノ・ノワールとピノ・ムニエから造られます。

ボトルも注いだときのワインの色も華やかなので、女性へのプレゼントに。男二人で飲むと、何話していいかわからない雰囲気になります笑

クリュッグ・クロ・デュ・メニル

シャンパーニュでは珍しい、単一畑の葡萄から造られる特別なシャンパンです。

ヴィンテージによる差が大きく10〜30万円ほど。クリュッグファンならずとも一度は飲みたいワインです。

サロン/Salon

サロンは超高級シャンパンの代名詞といえるワインです。

シャンパン愛好家なら頂点に推すシャンパーニュ。美しいラベルの「S」の文字にひれ伏してしまいます。

ラインナップなどは存在せず、このサロン一本のみ。

葡萄の出来が超絶に良い年しか造られず、50年や100年の熟成に耐えると判断したときだけ仕込みます。この100年間の生産はたった38回。最新ヴィンテージは2006です。

ここでひとつ疑問が。サロンは特級ル・メニル・シュル・オジェでできた最高級のシャルドネのみで造る至高のシャンパーニュですが、出来の良い年にしか造られません。ということは、それ以外の年の葡萄はどうなるのか?

使われなかった葡萄は、サロンにとって最高の年ではなかったとはいえ、シャンパーニュ地方でも最高クラスの葡萄であることは変わりません。

実はサロンはドゥ・ラモットとメゾン(醸造所・セラー)を共有しており、サロンにならなかった葡萄はドゥ・ラモットに使われます。サロンも事実だと認めています。

ドゥラモットは4000円〜5000円程度で買えるので、ここにサロンの片鱗が!と思うと夢が広がりますね。まあ製造工程や熟成期間が違うので「サロンのセカンド」とは言いにくい感じなんですけどね……。

しかしドゥラモット自体は大変コスパのいいシャンパンで、神の雫にも登場しています。この記事の主旨からはちょっとはずれますが、私もリピートしているオススメのシャンパーニュです。

テタンジェ/Taittinger

テタンジェは、今まで出てきたシャンパーニュ・メゾンに比べると一般的な知名度は落ちるかもしれませんが、世界での知名度や歴史・権威は抜群で、フランス大統領官邸エリゼ宮で行われるレセプションの公式シャンパーニュに選ばれています。

テタンジェ コント・ド・シャンパーニュ・ロゼ

神の雫に登場したのは、グラン・クリュ畑のシャルドネとピノ・ノワールで造られた、テタンジェ コント・ド・シャンパーニュ・ロゼでした。

このワインはロゼ・シャンパーニュの最高峰と呼ばれており、神の雫ではジョルジュ・スーラの点描画「グランド・ジャット島の日曜日の午後」に喩えられていました。

ジョルジュ・スーラ「グランド・ジャット島の日曜日の午後」

ジョルジュ・スーラ「グランド・ジャット島の日曜日の午後」

テタンジェのプレステージュ・キュヴェである「コント・ド・シャンパーニュ」には、シャルドネ100%のブラン・ド・ブランもあります。

神の雫には登場しませんでしたが、こちらのコント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブランの方が有名かも。

クリュッグやドン・ペリニヨンと比べると少し軽めでエレガントさが際立つシャンパーニュです。ロゼとはラベルの色で見分けが付きます。

フィリポナ/Philipponnat

フィリポナはモエ・エ・シャンドンやヴーヴ・クリコのように、4000円程度から飲みやすいラインナップを揃えています。

ですが、何といっても有名なのはもう一段上の価格帯。同社のプレステージュ・シャンパーニュであるフィリポナ・クロ・デ・ゴワセです。

神の雫にもこれだけが登場しました。

フィリポナ クロ・デ・ゴワセ

単一畑から造られるシャンパン、クロ・デ・ゴワセです。

シャンパーニュにおいて単一畑から造られるシャンパンは非常に珍しく、有名なものは先に紹介したクリュッグの「クロ・デュ・メニル」、もう一つクリュッグの「クロ・ダンボネ」そしてこのフィリポナの「クロ・デ・ゴワセ」しかありません。

クリュッグが2つを占めているのはさすがですが、フィリポナも高い評価を受けています。

単一畑であることと、その希少性からシャンパーニュの「ロマネ・コンティ」とも呼ばれているワインです。でも2万円で買えます。

アンリ・ジロー/Henri Giraud

王族や貴族、現代ではモナコなどの上流階級の人々に絶大な人気を誇るアンリ・ジローです。アンリ・ジローって名前だけでなんだかエレガントな感じしません?

アンリ・ジロー フュ・ド・シェーヌ

アンリ・ジローのプレスティージュ・シャンパーニュ、フュ・ド・シェーヌです。味わいはフルーツやミントなどめちゃくちゃ複雑です。

もうボトルからしてエレガントそのものですよね。ボトルの文字は彫り込んであるもので、さらに高級感があります。

2万円程度から買えてこのルックスですので、贈り物にも良いワインです。

神の雫では、フュ・ド・シェーヌと、スタンダード・キュヴェのエスプリ・ド・ジローが登場しました。

エスプリは5000円程度からあり、アンリ・ジローを最初に知る一本として最適です。

ルイ・ロデレール/Louis Roederer

ルイ・ロデレールといえばクリスタルですね。フランスのワイン誌でもトップシャンパーニュメゾンに選ばれるなど、その品質には定評があります。

これだけの知名度を誇りながら、200年も家族経営を続けている、本当に珍しいメゾンです。

ルイ・ロデレール クリスタル・ブリュット

ルイロデレール定番のクリスタル・ブリュットです。

神の雫では、ギアナ高地、生命の賛歌そのもののワインという賛辞を贈られていました。エレガントでありながらしっかりパワフルなイメージのワインです。

ボトルや箱にいたるまで豪華で華やかなので、プレゼントには最適。クリスマスもルイ・ロデレールのイメージですね。

日本人にはクリスタルは人気ですので、お好きな方も多いと思います。

上記の他にも素晴らしいシャンパーニュは多くあり、神の雫にもペリエ・ジュエ・ベルエポックボランジェ・ラ・グランダネヴーヴ・クリコ・ラ・グランダム、それから使徒に選ばれたジャックセロスとその対抗馬のビルカール・サルモンなど、紹介したいシャンパンが山ほどあります。ああ、でもきりがないので……。

高級シャンパンを開けるならふさわしいグラスを

ここに紹介した高級シャンパーニュを飲むなら、ぜひグラスも最高のものを。

このクラスのシャンパンになってくると、香りが強烈ですので、シャンパン用のフルートグラスでは十分に香りと味を引き出せません。丸みのあるグラスの方が合います。

リーデルロブマイヤーはさすがそのあたりは心得ていて、高級シャンパーニュ用に膨らみをもたせたフルートグラスを造っています。

リーデルならソムリエシリーズヴィンテージ・シャンパーニュか、超軽量ワイングラススーパーレジェーロシリーズシャンパーニュ・ワイン・グラスあたりが該当すると思います。

リーデル・ソムリエ
リーデル・スーパーレジェーロ

ロブマイヤーならバレリーナ・チューリップAかBです。

ロブマイヤー・バレリーナ・シャンパンチューリップA
ロブマイヤー・バレリーナ・シャンパンチューリップB

 

ハンドメイドの最高級品でなくとも、リーデル・ヴェリタスはかなりの仕事をします。5000円までのシャンパングラスをお探しならこれ一択です。
リーデル・ヴェリタス・シャンパーニュ・ワイン・グラス

リーデルやロブマイヤーの最高級ワイングラスは結構なお値段しますが、その価値は十分にあります。ほんとに味が変わりますから。

安いスパークリングワインをリーデルのグラスで飲んでも、もちろんおいしくなります。

リーデルやロブマイヤーワイングラスの選び方についてはこちらの記事をどうぞ。

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