伊勢志摩サミットで提供された日本ワイン!神の雫登場ワインも

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2016年5月に開催されたG7伊勢志摩サミットでは、12本の日本ワインが提供されました。各国首脳の評判は上々だったとのことです。

高級ワインばかりかと思いきや、1,000円台で買えるワインもはいっています。質の高い日本ワインを海外にアピールする良い機会になりましたね。

伊勢志摩サミットでは、日本ワイン選考委員会が設置され、事前に審査を行ったうえで提供ワインが決められました。質の高さだけではなく、サミットで提供される料理とのマリアージュも考えて選考されています。

日本ワイン選考委員会の委員には、神の雫作者である樹林伸氏(作者の「亜樹直」は樹林伸氏と樹林ゆう子氏の姉弟ユニット)もはいっています。当然神の雫登場ワインも伊勢志摩サミット提供ワインの中にありました!

伊勢志摩サミットで提供された12本のワインリストをご紹介します。

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伊勢志摩サミットで提供された日本ワインと選考委員

伊勢志摩サミットではディナー(ワーキング・ディナー)のほか、ワーキング・ランチやコーヒー・ブレイク時にも日本ワインが提供されました。

ワイン産地は山梨、長野、山形から。ワイン種はスパークリングワイン、白ワイン、赤ワイン、ロゼワイン、貴腐ワインをバランスよくラインナップしています。

ワインを選んだ、日本ワイン選考委員会の全メンバーは下記7名の方々。

後藤 奈美氏
(座長)
独立行政法人酒類総合研究所理事長
日本ワインコンクール実行委員会審査委員長
大橋 健一氏株式会社山仁酒店社長
日本ソムリエ協会認定シニア・ワインアドバイザー
マスター・オブ・ワイン
樹林 伸氏漫画原作者・作家
「神の雫」著者
杉原 正彦氏志摩観光ホテルシニアソムリエ
田崎 真也氏日本ソムリエ協会会長
国際ソムリエ協会会長
辰巳 琢郎氏俳優
日本ソムリエ協会名誉ソムリエ
「日本ワインを愛する会」副会長
世耕 弘成氏内閣官房副長官
「ワイン法制に関する勉強会」代表

このメンバーでの選考、すごい楽しそう。

伊勢志摩サミットで提供された食事やその他の飲み物などは、外務省のサイトにあります。
参考 外務省:G7伊勢志摩サミットにおける首脳及び配偶者への食事

伊勢志摩サミットで提供されたスパークリングワイン

伊勢志摩サミットで提供された日本のスパークリングワインは2本です。どちらも神の雫登場ワインです。

アルガブランカ・ブリリャンテ

まずはこちら、勝沼醸造のアルガブランカ・ブリリャンテです。

こちらはシャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で造られた、質の高いスパークリングワインです。海外でも高い評価を得ているワインですね。

葡萄品種は日本固有の「甲州」。神の雫でも数回にわたり登場し、物語の主要なワインとして描かれています。

一度は飲んでおくべき、日本ワインを代表するスパークリングワインといっていいワインです。

甲州酵母の泡・キューブ・クローズ

こちらは1,000円台で買える超お値打ちスパークリングワイン、マンズワインの甲州酵母の泡・キューヴ・クローズ・セックです。神の雫では40巻に登場しています。

キューヴ・クローズとはタンク内二次発酵のことで、シャルマ方式とも呼ばれます。葡萄のアロマが残りやすいと言われています。

ちなみに、「瓶内二次発酵(シャンパン製法)>タンク内二次発酵(シャルマ方式)>>>(越えられない壁)>>>炭酸ガス注入」の順に高級です。

このワインは私も好きなのですが、優しい味わいで和食によく合います。焼き魚に合うワインは貴重なので重宝しています。安いし飲み疲れしないタイプなので、まとめ買いして常備しておくと便利ですよ。

伊勢志摩サミットで提供された白ワイン

伊勢志摩サミットで提供された白ワインは4本です。4本とも神の雫には未登場ですね。スパークリングワインと貴腐ワインは、カテゴリを別にしたのでここでは除きました。

やはり甲州種を推していますが、国際品種シャルドネも入っていて、世界に通用する日本ワインのうまいアピールだなと思います。

ヴィラデストワイナリー・ヴィニュロンズ・リザーブ・シャルドネ

ワイン関連の著書も多い玉村豊男氏のワイナリー、ヴィラデストワイナリーから、ヴィニュロンズ・リザーブ・シャルドネ2014です。

こちらのワインは2008年の洞爺湖サミットでも提供されたそうです。私はまだ飲んだことがなく、有名ワインなのにノーチェックでした。

生産量があまりないようで、ネット上でも品薄です。ワイナリーの紹介文では、樽香とボリューム感のあるワインとのことで、私は好みのワインです。早速ポチっておきました。

シャトー・メルシャン・北信シャルドネ

シャトー・メルシャンから北信シャルドネ2014です。夕食に合わせて提供された白ワインのメインですね。メルシャンは赤ワインでも選出されていて、さすが日本を代表するワイナリーです。

北信シャルドネは神の雫には登場していませんが、シャトー・メルシャンの最高峰白ワインです。酸味や柑橘系の香り、樽香、深みなど、白ワインが持つさまざまな要素を、どれかを突出させるのではなく、うまくバランスさせることを考えて造られているワインです。

シャトー酒折ワイナリー・甲州ドライ

木下インターナショナル株式会社のシャトー酒折ワイナリーから、甲州ドライ2015です。

こちらは私はまったく知りませんでした。調べると1,400円で買える甲州ワインです。安い!

紹介文にも「繊細な和食全般によく合う」とあり、強い主張をしてこないワインかと思います。勝沼ワイナリー巡りをしたときに感じましたが、日本ワイン、特に甲州種は、料理の邪魔をせずそっと寄り添う感じが一番の特徴かもしれませんね。

グランポレール・エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ・泉-SEN-

サッポロビールから、白ワインGP・泉(せん)です。赤ワインも同じシリーズのグランポレール・絢(あや)が選ばれていました。

グランポレール・スタンダードシリーズは日本食に合うワインとして開発されたそうで、はっきりした酸味が特長のワインです。

こちらの白ワイン、グランポレール・泉-SEN-は、甲州種とマスカット・オブ・アレキサンドリアをブレンドしたという珍しいワイン。それともよくあるんでしょうかね?このブレンド。

伊勢志摩サミットで提供された赤ワイン

伊勢志摩サミットで提供された赤ワインは4本です。シャトー・メルシャン・椀子(マリコ)・ヴィンヤードオムニスが神の雫登場ワインです。神の雫イチオシの登美・赤はなかったですね。

シャトー・メルシャン・マリコ・ヴィンヤード・オムニス

シャトー・メルシャンからマリコ・ヴィンヤード・オムニス2012です。神の雫でも日本三大シャトーの候補として、理屈抜きに美味しいと大絶賛されていました。このワイン、亜樹先生がプッシュされたんじゃないかな(笑)。

一万円超えのワインですが、ガチンコでボルドーと勝負できる正統派ワインです。伊勢志摩サミットでも、ディナーのメインに合わせて提供された今回の目玉ワインですね。

なかなか手に入らないので、新しいヴィンテージが出たら即買い推奨です。

ルバイヤート・プティヴェルド

丸藤葡萄酒工業からルバイヤート・プティヴェルド2012です。こちらも老舗かつ有名ワイナリーですね。

プティ・ヴェルドはタンニンが強い葡萄品種で、ボルドーでは主にその強さとスパイシーさをアクセントとして利用するための補助品種扱いです。だいたい5%とかしかブレンドしないのが普通なのですが、こちらのワインはそのプティ・ヴェルドを100%使ったワイン。

どっしりとした力強いワインが好みなら、ハマる1本です。

朝日町ワイン・マイスターセレクション・バレルセレクション・ルージュ

山形県の朝日町ワインから、マイスターセレクション・バレルセレクション(赤)です。こちらのワインはまったく知りませんでした。日本の葡萄品種であるマスカットベリーAやブラッククイーンを使ったワインです。

2,000円ほどで買える手頃なワインで、すでに在庫がぜんぜんなくて買えません……。

グランポレール・エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ・絢-AYA-

サッポロビールから、赤ワインGP・絢(あや)です。白ワインも同じシリーズのグランポレール・泉(せん)が選ばれていました。

このグランポレール・絢(あや)は、白ワインの泉(せん)と同じく日本の食卓に合うように造られたワインで、ライトボディタイプの軽いワインです。マスカットベーリーA主体なので、いちごジャムの香りが強くあります。ベリーAはこのジャムっぽさが好きかどうかできっぱり好みがわかれますね。

1,400円で気軽に飲める赤ワインです。

伊勢志摩サミットで提供されたロゼワイン

伊勢志摩サミットで提供されたロゼワインは、1本です。ディナーでもランチでもないようなので、いつでも飲めるように(?)提供されていたワインでしょうかね。

シャトー・メルシャン・アンサンブルももいろ

シャトー・メルシャンからアンサンブルももいろ2013です。メルシャンは3本目ですね。老舗ワイナリーの貫禄。

メルロー主体でマスカット・ベーリーAなどをブレンドして、日本ワインらしさを出したロゼワインです。香りや味わいが強いワインではありませんので、休憩中にさらっと飲んだり、食事に合わせたりすると美味しいワインです。

「ももいろ」ですが、桃のお酒ではなく、ちゃんとワインです。

伊勢志摩サミットで提供された貴腐ワイン

デザートワインとして伊勢志摩サミットで提供された貴腐ワインは1本です。ちなみに本サミット最高値のワインです。

登美・ノーブルドール

サントリー登美の丘ワイナリーから、登美・ノーブルドール1990です。お値段5万円以上の超高級貴腐ワインです。

そもそも貴腐ワインは手間がかかりすぎるので高価になりがちで、さらにこれは1990年モノで26年熟成ワインですから、超稀少なワイン。値段についてはこの価格がついて当たり前といったところ。もちろん私は飲んだことはありません。

登美・ノーブルドールは数年に一度しか造られず、このヴィンテージに限らず、価格は2万〜6万円程度する高級ワインです。次は2016年6月に2006ヴィンテージが販売予定だそうです。

日本ワインの定義について

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伊勢志摩サミットで提供されたワインはすべて「日本ワイン」です。

日本ワインとは国産ぶどうを使用し、国内で造られたワインのことです。当たり前のことのようですが、今までは輸入葡萄ジュースからワインを造っても国産ワインを名乗ることができたのです。

そこで国産ワインのブランド化を推進すべく、2015年に「日本ワイン」呼称条件が制定されました。これでスーパーによくある安ワインは、日本ワインとは名乗れなくなりました。

海外のワイン産地では自社畑で葡萄を造り、ワイン醸造まで一貫して行うのが主流ですが、日本は農地法の関係で、葡萄農家とワイナリーの多くは別々に運営されています。これも早く改正して、こだわりを持って一貫生産された日本ワインがもっともっと登場して、質の高い日本ワインが海外にも拡がっていくといいですね。

 

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