山梨ワイナリー巡りに行ってきた!日帰りでも十分楽しめます

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この3月に勝沼でひとりワインツアーをしてきました。予約も何もなしでふらりと出かけましたが、(だいたい)問題なく楽しめました。詳しくはこのあとレポートしますが、山梨勝沼サイコーです。また行きます。

ちなみに3月は、ワイナリー巡りに最も適さない時期です。緑もない、紅葉やぶどう狩りもない、おまけにワインは在庫が一番少ない時期ときてます。あはは。

しかし、この時期のワイナリー巡りにはそれを上回るメリットがあるのです。それは、過ごしやすい気候と圧倒的な人の少なさ!

平日だったこともありますが、観光客がほとんどおらずワイナリーも忙しい時期ではないため、どこに行ってもマンツーマンでゆっくり説明を受けられます。団体さんとかぶって落ち着いて見られなかったり、ワインの試飲で順番待ちなんかが一切なく、すべてがスムーズでひとりじめ気分。気候も暑すぎず寒すぎず、歩いて快適にワイナリー巡りができます。

マンツーマン試飲だと購入を断りづらいと緊張する必要もありません。安価な有料試飲制になっているところが増えていて、気がねなく飲めます。私はこっちのシステムの方がいいです。まあ無料試飲のところも、ワイナリーの皆さんそんな営業してこられないですけどね。どこに行っても、楽しんで飲んでってください〜って感じでした。

ゴールデンウィーク前まではこんな感じらしいので、4月のお休みはぜひ勝沼へ。お休みが取れない方はGWに。人は多くても緑が綺麗だそうですよ。

※写真が多いのでページを分割しました。このページの目次は行程の半分だけ表示されています。

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山梨県の勝沼はこんなところ

ワイナリーが密集している勝沼エリアは、山梨県甲州市勝沼町の一帯をさします。勝沼ぶどう郷駅から南西に4〜5km範囲のエリアです。もうちょっと奥(東京から見て)に入ると甲府市や甲斐市のエリアになり、こちらもワイナリーが多いのですが、今回は勝沼エリアを廻ることにしました。

勝沼ぶどう郷駅には、新宿からなら特急かいじやあずさに乗れば1時間半ほどで到着します。時間を20分プラスすれば特急を使わなくてもいけます。930円安くなります。

このエリアの中に20軒以上のワイナリーがあります。全部は無理なので、地図とにらめっこして、歩いてまわるルートを考えていきます。私は神の雫に登場したワイン(ワイナリー)をピックアップして、それらを基準にルートどりをしました。

私が考えたルートは、まず勝沼ぶどう郷駅からタクシーで南端のルミエールワイナリーまで一気に行きます。そこを起点として、ワイナリーを巡りながら北上していき、マンズワイン勝沼工場を見学したあと、塩山駅までタクシーを使う。というルート。だいたい各ワイナリー間を5分〜15分程度歩くプランです。

  1. ルミエールワイナリー
  2. 勝沼醸造
  3. イケダワイナリー
  4. くらむぼんワイナリー
  5. シャトー・メルシャン
  6. あさや葡萄酒
  7. グレイスワイナリー(中央葡萄酒)
  8. HUGGY WINE(大和葡萄酒)
  9. ロリアンワイン白百合醸造
  10. マンズワイン勝沼ワイナリー

滞在時間は7時間(10時半〜17時半)でした。工場や畑の見学をするなら、訪問は4〜5箇所にしておいた方がいいかと思います。今回はひたすら試飲する旅でしたので。

それでは勝沼ワイン旅、スタートです!

※この記事は写真の枚数が多く、旅レポもかなり長文なので、勝沼旅情報だけ知りたい方のために別ページにまとめを作りました。
勝沼 旅の便利帳

勝沼ぶどう郷駅からの風景は素晴らしい

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勝沼ぶどう郷駅に午前10時半到着。
駅の風情がいいですね。外国人2人連れの方も降りて、ビューティホーとさけんでいました。

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緑がない(笑 けどとてもいい景色です。

winebus

1回乗車300円で周回しているバスもあります。時間が合わないので今回はタクシー。駅前ですぐに乗ることができます。ここから一気にルミエールワイナリーへ。料金は1,720円でした。

ルミエールワイナリー

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ここは神の雫でルミエール・光・甲州が登場しました。このワインは未だにすごい人気で、在庫がないとのこと。あらら。まあこの時期まで残っているはずがない。

勝沼のワイナリーでは、だいたいどこも説明付きで工場や畑の見学ができるのですが、今日は予約をせずにきたのでツアーに参加はできません。ここは石蔵発酵槽という変わった設備を残していて、石を組み上げて造った蔵の中で発酵させたワインを造っています。写真を見せていただきましたが、これは見学の価値ありかも。

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ワイナリーの目の前は葡萄畑。

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レストランもあるのですが、まだちょっと時間が早いので。

Barrel

ちらっと見えた工場では樽の洗浄中。

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ショップの中は、ワインが綺麗にディスプレイされています。

表から中までカメラ下げてバシャバシャ撮ってたら、女性の方が声をかけてくださり、ショップの店長さんにバトンタッチ。私が車で来ていないことが分かると、無料試飲を勧めてくれました。

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1軒目からいきなりこんなん。吐き出すバケツ(スピトゥーン)もありますが、とりあえず全部飲む。

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これが石蔵発酵槽で造ったワイン「石蔵和飲」。石のイメージとは真逆でふんわり優しく、とてもまろやかなワイン。使用葡萄はマスカットベリーA。ジャムのような味と香り。

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甲州、デラウェア、ブラック・クイーンなど、日本山梨の葡萄が続きます。どれもなかなかのレベル。国際品種も飲みましたが、メルローは少しぼけた感じになりますね。カベルネ・フランはピーマン香がいい感じで、なかなかいけました。

ルミエールで私がもっとも気に入ったのはこれ。

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山梨県産の葡萄、ミルズで造ったルミエール・フレール・ミルズです。これは香りを嗅いだ瞬間から「ゲヴェルツトラミネール?」と思ってしまいます。ライチや花の香りがよく似ていて、味わいはゲヴュルツから薬草を取り除いた感じです。華やかでクセがなく、とても美味しい。希少種のためネット上ではすぐになくなり、店頭でも本数がかなり限られるそうなので、ルミエールに行くならミルズをおすすめします。

ルミエールを後にして、次は勝沼醸造へ。5分ほど歩けば着きます。

勝沼醸造

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次は勝沼醸造です。ルミエールからの道中はこんな感じで畑の風景が広がります。

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寝てたのに、カメラを向けると目線をくれたワンコ。ありがとう。

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勝沼醸造。この雰囲気、たまらんですね。

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テイスティングは時間制。時計を見ると午前11時45分。あああ、しまった。13時まで休憩時間だ。

とりあえず中に入り、展示物を見学。

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リーデルがいっぱい。

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たぶん団体客用の試飲テーブル。めっちゃいい雰囲気。

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テラス席もあります。夏から秋にかけては最高の眺めでしょう。

しばらく写真撮ってぶらぶらしながらワイナリーの方と話していると、「時間は違いますけど試飲されますか?他に人もいないので」と聞いてくださった。やった!

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ここは500円で6種類試飲ができるシステム。

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6本のなかではこの白ワイン、アルガブランカ・ピッパがぶっちぎりで美味しかった。葡萄は甲州種で、シュールリー製法の樽熟成ワインです。シュールリー製法とは、長期間オリを取り除かずにワインを貯蔵するやり方で、コクや香りが芳醇になると言われています。

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赤ワインのアルガーノ・クランはカベルネ・ソーヴィニヨンとマスカットベリーAのブレンド。やっぱり国際品種はちょっと味がぼやけますね。日本の気候の特徴か。

勝沼醸造ではほぼ味の順番どおり値付けが行われていて、全体的に良心的な価格設定だと思いました。神の雫に登場したのは、スパークリングワインのアルガブランカ・ブリリャンテ。作中でも結構プッシュされていたワインです。試飲はありませんでした。

時間外に試飲対応してくださった店員さんに御礼をいって、次のワイナリーに向かいます。

イケダワイナリー

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次はイケダワイナリーです。道中はいい感じの田舎道。普通の田舎の風景に突然ワイナリーがあらわれます。

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午前中からほろ酔いで歩いてる変な人に、「こんにちは!」×3と元気よく挨拶してくれた爽やか中学生3人組。ありがとー。なんだか街全体で歓迎されている気になって上機嫌。街おこしには子どもの挨拶が重要かもしれないですな。

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さて、ほんの5分ほどでイケダワイナリーに到着。神の雫には登場していませんが、評判のいいワイナリーです。

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いらっしゃーい。看板犬のシェリーがお出迎えです。
まあ実際は、到着してすぐはこんな感じだったんですが。

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私が奥を気にしてそわそわしていたので、ワイナリーの方が呼んでくれました。ごめんね、寝てたのにな。来てくれてありがとう。

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イケダワイナリーは大人気のワイナリーなうえ規模が小さいので、大半のワインが売り切れて在庫がほとんどない状態でした。ううむ残念。試飲は、500円ですべてのワインを飲むことができ、ワインを購入したらその料金を充当できるシステム。これいいですね。

とはいえ、時期が悪くあまりワインが残っておらず……。6本ほど飲んだなかでは樽熟甲州が美味しかったかな。次は在庫がたっぷりある季節に来よう。

くらむぼんワイナリー

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さて次はくらむぼんワイナリー。こちらも人気の小規模ワイナリーです。

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いい感じの外観。民家?と思うようなワイナリーです。
ドアを引いてごめんくださーいとお呼びしましたが、少し待っても誰も出てこられないので、次に行くことにしました。まあこの時期ですし、時間がちょうど昼時でしたからね。

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お手洗いだけお借りしました。黙って使ってすみませんでした。それにしても風情ある建物だ。

シャトー・メルシャン

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ここからは少しだけ北へ移動して、まずはシャトー・メルシャンに向かいます。今まで小規模ワイナリーでしたが、一気に超巨大ワイナリーへ。

・・・と。

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あっはっは……。こんなピンポイントで休まなくてもいいじゃない。
ま、下調べをちゃんとしないとこういうこともある。ちなみに勝沼ではないので今回ははずしましたが、サントリー登美の丘ワイナリーもこの日は休みでしたね。

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メルシャンの近くにあるぶどう橋からの風景。のどかで素晴らしい。

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橋を渡ると、大きなレストランがあるシャンモリワイン。ワインに合う料理がたくさんあるそうな。今回は、せっかく山梨に来たのでほうとうを食べようと決めていたのでパス。これが結構な後悔に。

あさや葡萄酒

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さて、シャトー・メルシャンからちょっと長めに15分ほど歩き、到着したのはあさや葡萄酒。大正から続く老舗ワイナリーです。

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ディスプレイ用の圧搾機が邪魔な場所に……。SINCE1921にかぶっとるがな。

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綺麗な樽。

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二階にあがると、雰囲気のある店内。

こちらの麻屋葡萄酒も在庫がなくなってきているとのこと。無料試飲と有料試飲がありますが、結構酔ってきていたので、有料でランクが高いワインを少しだけお願いしました。1杯300円です。

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私が飲んだのは甲斐ノワールという品種のワイン。飲むのは初めてです。あら、これ美味しいじゃないですか。聞くと、ブラック・クイーンとカベルネ・ソーヴィニヨンを交配させ、山梨県が独自開発した品種だそうです。

カベルネ・ソーヴィニヨンのスパイシーさをブラック・クイーンに足した感じだけど、舌に渋みが残らず重さがないんです。けどスカスカではない。ヨーロッパのワインに慣れていると、この感覚は不思議です。汁多めの肉じゃがとか、薄めダシ系和食に合いそう。

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という話を店員さんにすると、あさや葡萄酒ではワインは食事に合わせるというコンセプトから外れないようにしているそうで。なるほどねえ。日本酒や焼酎のようなイメージですね。一升瓶ワインも多く造っていて、ここらのお父さんはそれで晩酌をするそうな。本間長介が同意しそうな話だ。ワインはかしこまって飲むんじゃなく、料理と一緒にがぶがぶ楽しく飲むもんだと。

次はすぐ裏手にあるグレイスワイナリーへ。

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