神の雫掲載の超コスパワイン!2,000円台を厳選15本
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神の雫掲載の超コスパワイン!2,000円台を厳選15本

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grape

年間ン十万円分のワインを飲みますが、普段飲みでは1,000円台〜2,000円前後のものを多くいただきます。普段の酒代としては、高いな〜と思っていますが、1,000円以下のワインでは、適当に選んで買うとアタリがかなり少なくなりますので。

はずれた時に「これなら1回我慢して倍の価格のワインを買えばよかった」と思ってしまうことってないですか?私はあります。ですが、2,000円〜3,000円くらいのワインを選べば、デイリーワインとしてはそれほど大きくはずれません。

毎日ワインは飲まないなあ、という方も、ぜひこの価格帯をおすすめします。500円やそこらのワインを適当に選んで、ワインはあまり美味しくないとかよくわからないとか言う方もいるのですが、それでワインに興味を失ってしまうのは悲しいことです。ちょっと手を伸ばせば美味しいワインがゴロゴロあります。

とはいえ、まったく知らないワインを店頭でジャケ買いするには、1本3,000円近くというのは、ちょっと勇気がいりますよね。ということで、神の雫で紹介された2,000円台ワインの中から、私が飲んで「美味しい!」と思ったハイコスパワインを一気に15本ご紹介します。

 



赤ワイン

コントラーダ・ディ・コンチェニゴ コッリ・ディ・コネリアーノ・ロッソ 2,000円くらい

名前長い(笑
私はコンチェニゴと呼んでいます。神の雫では1,000円台イタリアワインとして紹介されました。今は1,000円台ではなかなか難しいのですが、たまに2,000円を切ることがあるので、1,000円台おすすめワインにいれるべきかもしれません。ブレイクしてからも特に値上げが見られない、良心的な生産者です。

味はもちろん素晴らしい。カベルネ&メルローの王道スタイルで、濃厚で酸も適度にあります。何より、開けてすぐうまいというデイリーワインにはぴったりの特徴が。一時期ハマって12本とかまとめ買いしていました。

ジゴンダス E・ギガル 2,500円くらい

お次はローヌ。グルナッシュ&シラーの大定番、E・ギガル ジゴンダスです。

グルナッシュの柔らかい甘みがきちんと生きているワインです。家でステーキを焼くなら、ぜひこれをお供に。ずっしり重い、本気のフルボディって感じです。マリアージュなしで、単体で飲んでもいけます。

ロッソ・ディ・ノートリ トゥア・リータ 2,200円くらい

エチケットが印象的なロッソ・ディ・ノートリ。イタリア トスカーナワインです。

パーカーポイント100点を獲得したトゥア・リータの「レディ・ガッフィ」。これと同じ葡萄を使ったセカンドワインで、価格は2,000円台という、考えられないコスパワインです。(レディ・ガッフィは20,000円以上)

カベルネとメルローを中心にブレンドされている、王道の赤ワインです。合わせるなら肉料理など。単体でもうまいです。

トルブレック・ウッドカッターズ・シラーズ 2,000円くらい

オーストラリアからトルブレック・ウッドカッターズ・シラーズです。

オージーワインと言えばシラーズ(シラー)ですね。トルブレックに限らず、オーストラリアワインは全体的に非常に優しい味わいで、いわゆるワインの渋みやトゲトゲした感じが苦手という方にはおすすめです。

まる〜い滑らかな舌触りで、ワイン上級者よりも、むしろ普段ワインを飲まない初心者に飲んでほしい、万人受けするタイプのワインです。

追記:このワイン、年々値上がりしていて、今では販売価格3,000円以上が普通になっています。2,000円台で売っていたらラッキー。神の雫作中でも河原毛部長が「この値段で楽しめるのは今のうちだけかもしれません」と言っていました。そのとおりになってます……。

ドゥーカ・サンフェリーチェ 2,500円くらい

ガリオッポという珍しい葡萄品種のワイン。神の雫では、キムチに合うワインとして登場しました。

ワインは繊細な味わいのお酒で、本来辛味が強いものには合いません。スパークリングワインですら、合わせるのが難しい。それを何とかしてキムチに合わせたい。ビール飲めよ。
ということで見つけてきたドゥーカ・サンフェリーチェ。

同じリブランディ社から、グラヴェッロというワインも登場しました。グラヴェッロは価格帯が上のため、このリストからは外していますが、高いだけあって、味はグラヴェッロの方が上です。

でも悪くないです。ドゥーカ・サンフェリーチェ。ぜひ漫画と同じくキムチとのマリアージュを試してみてください。

ラベルデザインは掲載時から変わっています。

シャトー・ド・サン・コム コート・デュ・ローヌ・レ・ドゥ・アルビオン 2,000円くらい

先に紹介したイタリアのコンチェニゴへの対抗馬として登場したフランスワインです。通称サンコム。

漫画では1,000円台として登場しましたが、今では2,000円以下ではほぼ買えません。もし見つけたら即買いです。

こちらはちょっとクセのあるワインで、抜栓してすぐに飲むと渋い酸っぱいだけで終わってしまいます。ガチガチのサンコムと呼ばれるゆえんで、ワインが開くのに時間がかかるのです。デキャンタをお持ちの方はぜひデキャンタージュを。

そうでなければ、グラスに注いで1〜2時間待ってから飲むと良いと思います。ヴィンテージによってはもっと置いた方がいいかもしれません。待てない方は、前日に抜栓しておきましょう。何度か試しましたが、1日くらいならヘタれません。

「ワインが開く」とはどういうことかを体験するのにもいいワインです。開いた後のサン・コムは、それはそれは華やかで素晴らしいですよ。

シャトー・ピュイゲロー 2,200円くらい

感覚的には3,000円くらいの値打ちがあるワインです。

ボルドーワインで2,000円前後の価格としてはかなり上質なワインで、それもそのはず、このシャトーはあの超高級ワイン「シャトー・ル・パン」の所有者であるティエポン家の所有です。品質の高さも納得ですね。

スタイルはメルローとカベルネ・ソーヴィニヨンが主の王道ボルドー。土や苔のような湿った香りがあり、果実味はあるのですが、どちらかといえば落ち着いた雰囲気のあるワインです。

神の雫で紹介されてから人気に火がついたようですが、生産量が多いのか、だいたいいつでも買えます。ワインは小さな生産者も多いので、市場に出されたときにすぐ買わないともう二度と買えないものも多いのですが、安定して買えるシャトー・ピュイゲロー(ピュイグロー)はワイン飲みには助かります。

ル・オー・メドック・ド・ジスクール 2,300円くらい

こちらも神の雫で紹介されて大ブレイクしたワイン、ル・オー・メドック・ド・ジスクールです。

チョコやチェリーのような香りと、ミネラルがしっかりしているので、骨太という表現ができそうなワインです。濃いフルボディが飲みたい!という時にはル・オー・メドック・ド・ジスクールですね。

渋みもありますが、渋いだけのワインではなく、マルゴーっぽい滑らかさもあります。

レ・コルティ・キアンティ・クラシコ 2,000円くらい

イタリアを代表するワイン、キャンティです。

このレ・コルティ・キアンティ・クラシコは、酸味もほどほどで飲みやすい。ボルドースタイルのフルボディに、ちょっと疲れたなと思ったら、キャンティがおすすめです。

ワイン飲むぞー!って時よりも、食前にも食中にも自然とそこにあり、いつでも違和感なく飲める。そんなワインです。そしてその普通がなんかいいんですよね。

サンジョベーゼによるフルーティなミディアムボディで、すっきりさっぱり。でもしっかりな赤ワイン。キャンティの定番デイリーにどうぞ。

カ・ネストラック・レキリブリスタ・ティント 2,500円くらい

スペインから、カ・ネストラック・レキリブリスタ・ティントです。
個人的に、安くて骨格のしっかりしたワインを選ぶなら「スペインが最強」と思っています。レキリブリスタもそんな一本。

シラーとガルナッチャ(グルナッシュ)主体で、フランスのローヌのような造りです。凝縮感もあって、カシスやチェリーの香りがあります。「レキリブリスタ」というのは「綱渡り師」という意味で、完璧なバランスがとれたワインを表しているそうです。確かに力強さとエレガンス、芳醇な香りなどのバランスがいいワインです。

白ワイン

シャトー・ドーフィネ・ロンディロン 2,300円くらい

おいおい白はいきなり貴腐ワインかよ。と言われそうですが、このシャトー・ドーフィネ・ロンディロンは絶対に紹介したかったワインです。

トロットロの甘口で、桃のような上品な香りと、さわやかな蜜の甘みが本当にエレガント。貴腐ワイン初めての方なら、甘さにびっくりされるかもしれませんが、口に残るような嫌な甘さではありません。さらっとした果実の甘さです。

合わせるなら桃やメロンやガトーショコラ。強い甘みのものにも負けずに引き立ててくれます。

価格はヴィンテージによります。10,000円超える年もあります。80年代くらいのやつ一度飲んでみたい。たまに出るハーフなら2,000円以下で買えます。生産量があまり多くないのか、リリースされてもすぐに市場からなくなってしまいます。

リッポン・リースリング 2,500円くらい

ニュージーランドの白ワイン、リッポン・リースリングです。

リースリングなので甘口ですが、甘ったるいというほどではなく、しっかりしたワインです。さわやかで、夏に冷やして飲むのがおすすめ。

ボトルもスリムでクールなデザイン。花見などに持っていくと女性にウケがいいと思います。

ブルックス・リースリング 2,700円くらい

アメリカ・オレゴンのワインで、桃や洋なしみたいな華やかな果実味があるワインです。アルコールが低くて尖った感じがなくていいです。

アニメのタイガー&バニーに出てくる、「バーナビー・ブルックスJr」と名前が一緒。さらに劇中に登場するキーワード「ウロボロス」が、このワインのエチケットの龍とのことで、関連は分かりませんが、アニメファンの方から熱烈な支持があるそうです。

ワインはかなり本格派のリースリングです。すっきりした甘さなので、辛口好きの方でもたぶん大丈夫。

ルイ・ジャド・シャブリ 2,500円くらい

有名どころのシャブリ。ルイ・ジャドです。漫画では、そのまま「生ガキ」に合うワインとして紹介。

試してみましたが、それほどマリアージュしているようには思えなかったんですよね・・。そもそも私は生ガキはワインに合わないと思っていて、白ワインやスパークリングを何度か合わせてみましたが、おお!と思ったことがありません。ルイ・ジャド・シャブリも他の白ワインよりは良い、程度です。

でも、ワインそのものはレベルの高いシャブリです。酸味が特徴なので、甘い白ワインが好きな方は先に紹介したリースリングなどの方が良いかと。

シャブリは、ワイン知らない方でも名前は知っているので、パーティなどに持っていくには便利です。特にルイ・ジャドは有名。

ロゼワイン

ロゼは1本だけなのですが、これは綺麗かつ繊細なワインで、美味しいです。

マルサネ・ロゼ・ブリュノ・クレール 2,500円くらい

ロゼワインは、本当に赤と白の中間の味わいで、私はなんとなく敬遠しがちです。でもこのマルサネ・ロゼ・ブリュノ・クレールはなかなか良いワインでした。色の力も大きいでしょうか。桜色で本当にキレイなのですよ。

ロゼにしては甘みはほぼなくて、辛口スパークリングとしての飲み方で大丈夫です。ピノ・ノワールですが、それほど繊細でもないので、普通に食事と合わせてもいけます。

価格について

価格はヴィンテージによって変わります。ものによっては数千円違います。また同じ年でも、購入時の為替の円高円安などによりかなり変動します。

さらにワインはジュースなどとは違い、同じ品質のものが常に市場にあるわけではなく、同じ味のワインはその年に生産された数だけです。しかも飲むタイミングによっても味が変わります。その年の分が売り切れたら、翌年までショップに在庫がない状態が続きます。

ワインはそういうものとして、表記した価格より高くても安くても、飲みたいワインを飲みたい時に買うのが一番ですね。

 



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コメント

  1. 臼倉 夕 より:

    こんにちは。
    グラス選び大変参考になりました。